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中日新聞掲載の大学記事

2010.10.22

名城大 5年ぶり頂点狙う 24日に全日本大学女子駅伝

■ライバルは京都勢 総合力で勝負

 陸上の第28回全日本大学女子駅伝が24日、仙台市で開かれる。3年連続3位の名城大は総合力で5年ぶりの優勝を目指す。

 1999年から入賞を続け、近年は立命館大、仏教大とともに3強として上位争いに加わってきた。

 今年は竹中理沙(立命館大3年)、吉本ひかり(仏教大3年)と強力なエースを擁する京都勢がレースを引っ張る展開になりそうだ。

 「上位2校は力がある。それでも名城は強いと印象づけられる走りをしたい」と米田勝朗監督。夏の長野・富士見高原合宿で約1カ月間、走り込んで勝負強さを養った。抜きんでた存在はいないが「優勝は十分狙える」と自信を持つ。

 エース区間の3区を3年連続で任されそうなのが野村沙世(3年)。今季は故障もなく順調に調整を進めてきた。昨年は区間5位だっただけに「今までやってきたことを出し切りたい」と飛躍を誓う。

 初めてメンバー入りした小田切亜希(2年)は1万メートルで32分43秒45と自己ベストを更新するなど波に乗る。「重圧をプラスにとらえ、自分の持ち味である後半の粘りを生かして走りたい」と頂点を見据えた。

(2010年10月22日 中日新聞朝刊25面より)
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