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お知らせ  2024.09.27

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おいしい100円朝食 元気に講義へ 経済支援で中部大提供 学生ら行列

100円朝食を食べる学生たち=春日井市松本町の中部大で

100円朝食を食べる学生たち=春日井市松本町の中部大で

 物価高騰に対する経済支援や、朝食を取ることで学生の健康づくりを促進しようと、春日井市の中部大は23日から同大生向けに「100円朝食」を始めた。春学期の実施に続く2回目で、10月25日までの授業日に提供する。

 定食とカレーを日替わりで50食、ドリンク付き3種類のパンを50食限定で提供。担当者によると、食券の販売が始まる午前8時には食券機に長蛇の列ができ、8時半の提供開始までには売り切れてしまうという。

 本来の定価は400円だが、300円分を同大後援会の支援で賄っている。定食にはご飯とみそ汁、焼き魚におひたしなどがつき、栄養バランスが良く、パンは食堂内で調理した焼きたてで、お茶やコーヒーなどドリンクの種類も豊富だ。

 同大大学院1年の朝倉翔一さん(23)は「普段は朝食を食べず、昼ごろに起きることもあるが、100円朝食がある期間は早く来ている。特にナスのおひたしがおいしかった。量もちょうどいい」と話した。

 春学期に初めて提供したところ、学生から好評で、秋学期にも行うことを決めた。

 学生たちに少し早く大学に到着してもらうことで、JR神領駅からキャンパスまでのバス混雑解消にも一役買っている。同大の担当者は「来年以降の提供も前向きに考えている」とした。(伊藤純平)

(2024年9月27日 中日新聞朝刊近郊版より)

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