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お知らせ  スポーツ  2024.08.06

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中部大と韓国・円光大 ハンドで友情を育む 交流40周年記念の親善試合

両校関係者の前で熱戦を繰り広げる日韓の選手たち=春日井市の中部大体育館メインアリーナで

両校関係者の前で熱戦を繰り広げる日韓の選手たち=春日井市の中部大体育館メインアリーナで

 中部大(春日井市)と韓国・円光大学校の交流40周年を記念した「第24回日・韓大学親善ハンドボール定期戦」が5日、中部大体育館メインアリーナで開かれ、両大ハンドボール部員たちが熱戦を繰り広げた。

 円光大は韓国の中西部・全羅北道益山市に本拠を置く私立総合大。1984(昭和59)年に円光大で第1回定期戦が行われたのを機に交流を始めた。2000年に学術交流協定を結び、交換留学生を相互派遣するなど学術面でも関係を深めてきた。これまでに中部大は63人の留学生を受け入れ、62人を派遣している。

 定期戦は韓国で行われた19年以来5年ぶり。14年に大学日本一となるなど力を付けてきた中部大だが、ハンドボールの盛んな韓国で同国代表選手を輩出する円光大に前回まで3勝42敗と大きく負け越していた。

 試合前のセレモニーで中部大の竹内芳美学長は「皆さんにとって素晴らしい体験となり、新たな友情が生まれることを願っている」とあいさつ。円光大のパク・ソンテ総長は開催中のパリ五輪を引き合いに「スキルアップを重ねて五輪の舞台に立ってほしい」と両大選手を激励した。円光大の留学生が通訳を務めた。

 試合はハンドボールのジュニアチームに所属する子どもたちも見守る中、スピード感のあるパス回しや豪快なシュートの応酬となった。中部大が26-28で惜敗した。(牧真一郎)

(2024年8月6日 中日新聞朝刊近郊総合版より)

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