共演した南山大と関西大の学生たち＝昭和区山里町の南山大で

　落語文化を楽しむ南山大と関西大の学生が共演する「関南寄席」が４日、昭和区山里町の南山大フラッテンホールであった。地域住民ら５０人を前に、上方や江戸落語の計８演目を披露した。

　南山大落語研究会と関西大文化会落語大学は、ともに６０年以上と歴史が古く、規模も大きい。合同寄席は昨年から開催している。

　両大の部員４人ずつが「寿限無」や「紙入れ」などを披露。部員間の恋愛事情をネタとして盛り込むなどして会場の笑いを誘った。

　「吾妻家ふれる」の名で出演した南山大２年、坂倉茅瀬さん（１９）は「たくさんの人に笑いを届けることができてよかった。もっと技術を磨きたい」と話した。　（梶山佑）

（2024年8月6日　中日新聞朝刊市民版より）