笑顔でサッカーを楽しむ子どもたち＝日進市米野木町で

　愛知東邦大（名古屋市名東区）の女子サッカー部が企画運営する「なつまつり」が４日、日進市米野木町の同大日進グラウンドであった。サッカー体験や盆踊りなどがあり、大勢の親子連れでにぎわった。

　同大は高校生から社会人が競う東海女子サッカーリーグ１部に所属。全日本大学女子サッカー選手権（インカレ）にも出場経験がある強豪で、将来のなでしこリーグ参入を目指す。「日本一応援されるチームになろう」との目標を掲げており、昨年に続いて地域交流として「なつまつり」を開いた。

　サッカーのミニゲームやキックボウリングなど特徴的な催しのほか、子どもたちによるダンスなどで盛り上がった。飲食の屋台や輪投げなどもあり、地域住民らが夏のひとときを楽しんだ。

　副主将で４年の加藤杏寿（あんず）さん（２１）は「地域との交流を通して、サッカー部が応援される存在になれたら」と話していた。（青山直樹）

（2024年8月5日　中日新聞朝刊市民版より）