HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > イベント
イベント 2024.04.29
この記事の関連大学
重機ボランティア 学生もチカラに! 金沢でミニショベルカー無料教習
能登半島地震の被災地でボランティアを志望する学生らを対象にしたミニショベルカーの無料教習会が27日、金沢市湊であった。参加した学生はがれきの撤去などを想定した講座を受け、「重機ボランティア」としての一歩を踏み出した。 (西浦梓司)
■東京の企業 復興支援で企画
建機メーカーの加藤製作所(東京)が復興支援の一環として企画し、自社教習所で重機の運転を教えている専任講師を派遣。重機の資格「小型車両系建設機械(整地等)特別教育」の取得に必要な学科と実機教習を26日から2日間の日程で行い、金沢大と金沢工業大の学生ら計8人が参加した。
この日は実際にミニショベルカーに乗り込む実機教習があり、学生たちは複数のレバーを器用に操り、ミニショベルカーの移動や、砂利をすくって別の場所に移す操作などを学んだ。
金沢大の研究生でミャンマー出身のキン・キン・ターさん(26)は「ニュースで被災地の映像を見て何かできないかと思っていた。ここで覚えたことを被災地で役立てたい」と話した。金沢工業大工学部4年の中村祐輔さん(21)は「想像よりも馬力があって難しかった。大学で災害救助ロボットの開発に取り組んできたので、知見を生かしたい」と述べた。
加藤製作所の前田英智執行役員は「ミニショベルカーは流通台数が多く、操作を学ぶのにかかる時間も少ない。学生たちがとても前のめりに取り組んでくれて、講師を派遣したかいがあった」と話した。
建機レンタル会社「カナモト」(札幌市)金沢営業所が協力し、会社の敷地を教習会の会場として提供した。
(2024年4月29日 北陸中日新聞朝刊石川総合版より)
■東京の企業 復興支援で企画
建機メーカーの加藤製作所(東京)が復興支援の一環として企画し、自社教習所で重機の運転を教えている専任講師を派遣。重機の資格「小型車両系建設機械(整地等)特別教育」の取得に必要な学科と実機教習を26日から2日間の日程で行い、金沢大と金沢工業大の学生ら計8人が参加した。
この日は実際にミニショベルカーに乗り込む実機教習があり、学生たちは複数のレバーを器用に操り、ミニショベルカーの移動や、砂利をすくって別の場所に移す操作などを学んだ。
金沢大の研究生でミャンマー出身のキン・キン・ターさん(26)は「ニュースで被災地の映像を見て何かできないかと思っていた。ここで覚えたことを被災地で役立てたい」と話した。金沢工業大工学部4年の中村祐輔さん(21)は「想像よりも馬力があって難しかった。大学で災害救助ロボットの開発に取り組んできたので、知見を生かしたい」と述べた。
加藤製作所の前田英智執行役員は「ミニショベルカーは流通台数が多く、操作を学ぶのにかかる時間も少ない。学生たちがとても前のめりに取り組んでくれて、講師を派遣したかいがあった」と話した。
建機レンタル会社「カナモト」(札幌市)金沢営業所が協力し、会社の敷地を教習会の会場として提供した。
(2024年4月29日 北陸中日新聞朝刊石川総合版より)