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お知らせ 2024.04.16
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手術支援ロボ習熟へ 外科の技術訓練施設
■藤田医科大が開設
藤田医科大(豊明市)は、アイルランドに本社を置く医療機器メーカー、メドトロニック社の手術支援ロボットを習熟できる訓練施設を開設した。学内の医師や学生だけでなく、外部の医療関係者にも開放し、外科医の技術向上に役立てる。
施設では、体に負担の少ない腹腔(ふくくう)鏡手術や開腹手術、ロボット支援手術をまとめて訓練できる。大学病院に同社の訓練施設を設けるのは世界で初めて。
手術支援ロボット「Hugo(ヒューゴ)」は、患部の立体画像を見ながら遠隔で4本のアームを動かし、傷口が少ない手術が可能。訓練者は3Dメガネを装着して機器に触れながら、モデルを用いて切開や縫合の技術を学べる。
藤田医科大には米国製の「ダビンチ」、国産の「hinotori(ヒノトリ)」と2種類の手術支援ロボットの訓練施設がある。サージカルトレーニングセンター長の宇山一朗教授は「ロボット手術を学ぶ若手医師の技能向上の場にしていきたい」と話した。
(2024年4月16日 中日新聞朝刊県内版より)
藤田医科大(豊明市)は、アイルランドに本社を置く医療機器メーカー、メドトロニック社の手術支援ロボットを習熟できる訓練施設を開設した。学内の医師や学生だけでなく、外部の医療関係者にも開放し、外科医の技術向上に役立てる。
施設では、体に負担の少ない腹腔(ふくくう)鏡手術や開腹手術、ロボット支援手術をまとめて訓練できる。大学病院に同社の訓練施設を設けるのは世界で初めて。
手術支援ロボット「Hugo(ヒューゴ)」は、患部の立体画像を見ながら遠隔で4本のアームを動かし、傷口が少ない手術が可能。訓練者は3Dメガネを装着して機器に触れながら、モデルを用いて切開や縫合の技術を学べる。
藤田医科大には米国製の「ダビンチ」、国産の「hinotori(ヒノトリ)」と2種類の手術支援ロボットの訓練施設がある。サージカルトレーニングセンター長の宇山一朗教授は「ロボット手術を学ぶ若手医師の技能向上の場にしていきたい」と話した。
(2024年4月16日 中日新聞朝刊県内版より)