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お知らせ  2024.04.04

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早起きで“一石三鳥” 中部大、8日から100円朝食

■食習慣改善 経済負担軽く 駅の混雑解消

 学生の食習慣を改善し、時間差通学で最寄り駅の混雑解消につなげることなどを目的に、中部大(春日井市松本町)は8日朝から、学生食堂で税込み100円の「100円朝食」を提供する。

 5月3日までの授業日の午前8時半~9時の間に第一学生食堂内の2カ所で提供する予定。一つはモーニングカレーと日替わりのサラダかトッピング、もう一つは3種類の焼きたてパンとドリンクの2種類から選ぶことができる。カレーは1日60食、食堂内で焼き上げるパンは同40食の計100食を用意する。

 1日の始まりに栄養や体調維持の面に重要な朝食をとることで、生活のリズムを整える習慣を学生に身に付けてもらうのが一番の狙いだ。大学では、物価高騰の影響を受けている学生の経済的な負担を軽くするとともに、最寄り駅のJR神領駅の混雑解消につなげる“一石三鳥”の効果も期待している。

 同大の学生支援課によると、午前8時半~9時ごろに名鉄バスで大学へと向かう学生らで神領駅の構内が最も混雑するという。担当者は「学生たちに少し早く大学に到着してもらえれば、近隣住民の方々をはじめ一般利用者の利便性も向上し、分散乗車でバスの混雑緩和にもなる」と話す。

 学生に100円朝食の案内をして以降、支援課には「並んでも食べたい」といった学生の声が多く寄せられている。ニーズ次第で提供数を増やすことも検討する。(牧真一郎)

(2024年4月4日 中日新聞朝刊近郊版より)

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