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中日新聞掲載の大学記事

イベント  2024.04.03

薬物「手出さないで」 新入生に千種署啓発 愛院大短大部でセミナー

千種署生活安全課員(左)の話を聞く学生ら=千種区の愛知学院大短期大楠元キャンパスで

千種署生活安全課員(左)の話を聞く学生ら=千種区の愛知学院大短期大楠元キャンパスで

 愛知学院大短期大学部歯科衛生学科の新入生に向けた防犯セミナーが2日、千種区の同大楠元キャンパスであり、100人が薬物や闇バイトの危険性を学んだ。

 成人年齢が引き下げられたことなどを受け、3日の入学式を前に大学側が初めて企画。新入生のほとんどは18歳で、大人としての自覚を高めてもらう狙いがあるという。

 2日は千種署生活安全課員が講師となり、映像も交えて薬物乱用者がたどる悲惨な道のりを説明。市販薬の過剰摂取も同様に危険であるとしつつ、「どの薬物も依存性があるのは変わらない。怪しい物には手を出さないで」と呼びかけた。

 県警のスマートフォン用アプリ「アイチポリス」の防犯ブザー機能も紹介し、痴漢対策も促した。

 瀬辺えみなさん(18)は「麻薬を摂取した時のリアルな反応を見て気を付けたいと思った。電車の痴漢対策としてアプリも入れて、自分の身は自分で守りたい」と話していた。

(2024年4月3日 中日新聞朝刊市民版より)

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