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お知らせ  2024.03.25

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未来の社会 児童描く夢 名城大で絵画表彰式 吉野終身教授がたたえる

受賞作を飾ったノーベル賞記念展示室で、吉野終身教授(左)の話を聞く受賞した子どもたち=名古屋市天白区の名城大で

受賞作を飾ったノーベル賞記念展示室で、吉野終身教授(左)の話を聞く受賞した子どもたち=名古屋市天白区の名城大で

 「夢の発明」をテーマに公募した「ミライ社会へのユメ絵画展」の表彰式が24日、名古屋市天白区の名城大天白キャンパスであった。リチウムイオン電池の開発で2019年にノーベル化学賞を受賞した吉野彰終身教授が、受賞した児童らをたたえた。

 絵画展は未来に実現したい発明や、それにより便利になった社会を自由な発想で描いてもらおうと、全国の小学生から募集。238点の応募があり、10点が学長賞などに選ばれた。

 表彰式で賞状を受け取った児童らは、構内の赤崎・天野・吉野ノーベル賞記念展示室を見学。吉野終身教授からリチウムイオン電池の特徴や開発の歴史などの説明を受け、「研究者として一番大事なのは発想」との助言ももらった。宇宙ごみをリサイクルする施設を描き、「吉野教授特別賞」に輝いた名古屋市旭丘小3年の児童(9)は「教授とお話をして、努力すれば報われることが分かった」と話した。(角野峻也)

(2024年3月25日 中日新聞朝刊県内版より)

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