進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 学生活動

中日新聞掲載の大学記事

学生活動  2024.02.15

この記事の関連大学

名造形大・院での学び 集大成 学内と県美術館で卒展・修了展

稲わらで編んだ草履ヒールなど感性豊かな学生たちの作品が並ぶ卒展・修了展=北区名城2の名古屋造形大で

稲わらで編んだ草履ヒールなど感性豊かな学生たちの作品が並ぶ卒展・修了展=北区名城2の名古屋造形大で

 名古屋造形大・大学院の「卒展・修了展」が14日、北区名城2のキャンパスと栄の県美術館ギャラリーの2会場で始まった。絵画、映像、イラストやインテリア、建築デザインなど多彩な分野にわたる275人の学生たちのみずみずしい感性、発想力に満ちた作品が並ぶ。18日まで。

 キャンパス会場で、情報表現領域4年の小井手愛佳さんは、稲わらで編んだ草履を現代風にデザインした草履ヒール「Love Mynd」を発表。「女性にも男性にも合うユニセックスなデザイン。通気性に優れ、いずれ土に返る」と、ジェンダーレス、環境性をアピールした。

 空間作法領域4年の木村摘麦さんは、意味を間違えられやすい故事成語や慣用句などを記したカードゲーム「言ノ葉戦線」を出展。「対戦を通して読解力や文章構成力、想像力などを養う」として来場者の興味をひいた。

 卒展・修了展に合わせ、栄の名古屋三越栄店美術画廊では、同大の学生、卒業生らによる選抜展「架け橋展」も始まった。教員も含め41人が日本画、洋画、イラスト作品などを出展した。20日まで。(小島哲男)

(2024年2月15日 中日新聞朝刊市民総合版より)

戻る < 一覧に戻る > 次へ