子ども食堂代表の三谷さん（右）にコメを手渡す愛知大の竹内さん＝中村区上石川町３の韓国のり巻き専門店「Ｋのキンパ」で

　愛知大の学生と卒業生らでつくる団体「Ａｉ－ＣＯＮＮＥＸ（アイコネクス）」が１月３１日、地域活動で育てたコメを中村区の子ども食堂と児童養護施設に寄贈した。

　学生にさまざまな社会体験を積んでもらうための団体で、昨年は港区にある市の体験水田で田植えを実施。収穫したコメを地域で活用してもらおうと、名古屋キャンパスが立地する中村区の「せんなり子ども食堂」と児童養護施設「晴光学院」に約１５キロずつ贈った。

　子ども食堂を運営する韓国のり巻き専門店「Ｋのキンパ」（同区上石川町３）で、代表の三谷洋一さんにコメを手渡した愛知大現代中国学部３年の竹内魁伸（かいしん）さん（２１）は「子どもたちのための活動に役立ててもらえたらうれしい」と話した。

（2024年2月2日　中日新聞朝刊市民総合版より）