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下呂のまちづくり学ぼう 南山大生が市職員と交流
南山大(名古屋市昭和区)の石川良文教授(都市環境政策)のゼミでまちづくりを学んでいる3~4年の学生23人が31日、下呂市を訪れて市職員と意見交換会を開いた。人口減少対策や観光政策などについて話を聞いた学生は、さまざまな質問と意見を寄せた。
会は市民会館で行われ、各課の担当者が説明に当たった。企画課の中村裕課長は、2004年3月に4町1村が合併して同市ができた時と比べ、人口が4分の3に減った状況を紹介。地域振興部の小池雅之部長と地域振興課の渡辺展課長は移住定住促進事業に触れ、地域おこし協力隊員として赴任した12人のうち10人が任期満了後も同市に残っていると明かした。
公共交通機関の現状と、市の基幹産業である観光に関するレクチャーもあった。観光課の富永哲也主任主査は、外国人の誘致は市単独ではなく、高山市や白川村などと連携して行っていると訴えた。
学生からは「協力隊員の多くが残ったのは、下呂に魅力があるからだろう。もっと知りたくなった」「インスタグラムでもっと情報発信すべきでは」といった意見が出た。(上田千秋)
(2023年9月1日 中日新聞朝刊飛騨版より)
会は市民会館で行われ、各課の担当者が説明に当たった。企画課の中村裕課長は、2004年3月に4町1村が合併して同市ができた時と比べ、人口が4分の3に減った状況を紹介。地域振興部の小池雅之部長と地域振興課の渡辺展課長は移住定住促進事業に触れ、地域おこし協力隊員として赴任した12人のうち10人が任期満了後も同市に残っていると明かした。
公共交通機関の現状と、市の基幹産業である観光に関するレクチャーもあった。観光課の富永哲也主任主査は、外国人の誘致は市単独ではなく、高山市や白川村などと連携して行っていると訴えた。
学生からは「協力隊員の多くが残ったのは、下呂に魅力があるからだろう。もっと知りたくなった」「インスタグラムでもっと情報発信すべきでは」といった意見が出た。(上田千秋)
(2023年9月1日 中日新聞朝刊飛騨版より)