最優秀賞を受賞したメンバー＝瑞穂区の市立大桜山キャンパスで

　市内の大学生が、国連の持続可能な開発目標（ＳＤＧｓ）を達成するためのアイデアを発表する「ＳＤＧｓ　ＩＤＥＡ　コンテスト」（中日新聞社後援）が２６日、瑞穂区の市立大桜山キャンパスで開かれた。最優秀賞には市立大のグループ「ぱくツーリズム」が選ばれた。

　地域課題の解決につなげようと市や市立大でつくる実行委が主催し、３回目。市内にキャンパスのある大学から２５の学生グループが応募し、書類選考を通過した８グループが発表した。

　市立大のグループは、名古屋の食文化「なごやめし」を食べて学べる「なごやぱく博（ぱく）物館」を提案。外国人観光客の誘客に加え、商店街に設置すれば地域活性化にもつながるなど、幅広い効果が見込める点が評価された。

（2023年2月27日　中日新聞朝刊市民版より）