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「違いを共に生きる」を理念に、一人ひとりの中にある自分らしさを信じ、次代を生き抜く力を育みます
学生活動 2023.02.11
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認知症とは 紙芝居で紹介 千種・見付小で愛知淑徳大生

紙芝居で認知症患者との接し方を伝える愛知淑徳大の学生たち=千種区の見付小で
区役所などでつくる区地域包括ケア推進会議が主催。同大福祉貢献学部の黒川文子准教授のゼミで高齢者福祉を学ぶ3年生10人が、認知症を患うお年寄りへの接し方をクイズを交えて紹介した。もし名前を忘れられてしまっても、怒ることなく優しく対応するよう伝えた。
過去にゼミで作られた紙芝居「もしも桃太郎のおじいさんが認知症になったら…」も披露した。おじいさんが桃太郎の名前やしば刈りの約束を忘れたり、ひとりで歩いていたところを鬼に助けられたりするストーリーを読み上げ「困っている人がいたら優しく声をかけてあげて」と呼びかけた。
山田菜央さん(21)は「子どもにとって認知症は難しいかもしれないが、積極的に参加してくれた。認知症の方にも優しく接してくれる人になってもらえたらうれしい」と期待した。(坂本圭佑)
(2023年2月11日 中日新聞朝刊市民版より)