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入試情報 2023.02.02
女子の推薦枠 3学科で追加 名工大、来年入学から
名古屋工業大(名古屋市昭和区)は1日、2024年4月入学者の入試から、学校推薦型で女子対象の推薦枠を拡充すると発表した。新たに物理工学科など3学科で計13人を募集し、女性の研究者や技術者の育成を進める。
新設の推薦枠は物理工学科と情報工学科が各5人、社会工学科(環境都市分野)が3人。既にある電気・機械工学科の15人と合わせ女子枠は28人になる。
同大は1994年に機械工学科(現電気・機械工学科)で女子の推薦枠を設置。それまで年に2人ほどだった同学科の女子入学者は20人を超えるようになった。大学全体の女子学生の増加にもつながったが、最近の女子比率は2割ほどで頭打ちの状態になっていた。
ものづくりの現場で多様な人材が求められ、県内企業などで女性技術者のニーズが高まっているのを受け、大学はさらに理工系の女子学生の育成が必要だと判断した。入試担当者は「女性入学者を増やす起爆剤にしたい」と話した。
県内の理工系大学では愛知工業大と大同大が女子枠を設けており、名古屋大は23年度入学者の入試から工学部に女子枠を導入した。
(2023年2月2日 中日新聞朝刊県内版より)
新設の推薦枠は物理工学科と情報工学科が各5人、社会工学科(環境都市分野)が3人。既にある電気・機械工学科の15人と合わせ女子枠は28人になる。
同大は1994年に機械工学科(現電気・機械工学科)で女子の推薦枠を設置。それまで年に2人ほどだった同学科の女子入学者は20人を超えるようになった。大学全体の女子学生の増加にもつながったが、最近の女子比率は2割ほどで頭打ちの状態になっていた。
ものづくりの現場で多様な人材が求められ、県内企業などで女性技術者のニーズが高まっているのを受け、大学はさらに理工系の女子学生の育成が必要だと判断した。入試担当者は「女性入学者を増やす起爆剤にしたい」と話した。
県内の理工系大学では愛知工業大と大同大が女子枠を設けており、名古屋大は23年度入学者の入試から工学部に女子枠を導入した。
(2023年2月2日 中日新聞朝刊県内版より)