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学生活動 2023.01.26
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料理にお菓子に筆柿 大学生が魅力レシピ 幸田町特産 愛知学泉大生が考案
岡崎市舳越町の愛知学泉大の学生が、幸田町特産の筆柿を使ったおかずやお菓子のレシピを考案した。レシピを載せた販促用のチラシなども作り、新たな食べ方や魅力を広く伝える。(杉山果奈美)
同大と産学連携協定を結ぶJAあいち三河の依頼を受けて、家政学部の学生が栄養分析などを行い、チラシ作りに取り組んだ。2年生9人が料理を試作し、10品以上の中から3品のレシピに絞った。
筆柿の形を生かしたのは「柿フライ」。縦方向に切って、薄力粉や卵、パン粉をつけて揚げる。クリームチーズを添えて、途中で味を変えられるようにした。「柿ミートパイ」は、糖度16度の甘みを残し、おかずとしての食べ応えも出した。
「柿シフォンケーキ」は、筆柿に多くある種を使い、粉末状にして生地に混ぜ込んだ。種にはポリフェノールが多く含まれており、若さを保ったり、がんを防いだりする効果があるという。3品とも調理の手軽さや見た目も意識した。
中崎諒さん(20)は「独特の形を生かすため、切り方を工夫した。普段料理をしない方でもおいしくできると思う」と話した。
学生が作ったチラシやパネルは販促イベントなどで活用する。JAの天野吉伸組合長は「甘みや風味、色など、昔ながらの筆柿の特徴に着目していて、すばらしい」と評価した。
(2023年1月26日 中日新聞朝刊西三河総合版より)
同大と産学連携協定を結ぶJAあいち三河の依頼を受けて、家政学部の学生が栄養分析などを行い、チラシ作りに取り組んだ。2年生9人が料理を試作し、10品以上の中から3品のレシピに絞った。
筆柿の形を生かしたのは「柿フライ」。縦方向に切って、薄力粉や卵、パン粉をつけて揚げる。クリームチーズを添えて、途中で味を変えられるようにした。「柿ミートパイ」は、糖度16度の甘みを残し、おかずとしての食べ応えも出した。
「柿シフォンケーキ」は、筆柿に多くある種を使い、粉末状にして生地に混ぜ込んだ。種にはポリフェノールが多く含まれており、若さを保ったり、がんを防いだりする効果があるという。3品とも調理の手軽さや見た目も意識した。
中崎諒さん(20)は「独特の形を生かすため、切り方を工夫した。普段料理をしない方でもおいしくできると思う」と話した。
学生が作ったチラシやパネルは販促イベントなどで活用する。JAの天野吉伸組合長は「甘みや風味、色など、昔ながらの筆柿の特徴に着目していて、すばらしい」と評価した。
(2023年1月26日 中日新聞朝刊西三河総合版より)