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学生活動  2022.11.30

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藤田医大と県警が実証実験 アプリで防ぐ自撮り性被害

アプリをダウンロードし、試してみる学生ら=豊明市沓掛町の藤田医科大で

アプリをダウンロードし、試してみる学生ら=豊明市沓掛町の藤田医科大で

■わいせつ画像 AIが判断、保護者にも通知

 藤田医科大と県警本部は26日、スマートフォンの「自撮り」による性被害から子どもを守ることを目指すアプリ「コドマモ」試作版の実証実験を同大で実施した。人工知能(AI)がわいせつと判断すれば、撮った段階で画像をスマホから削除するよう促すメッセージが出て、保護者に通知も行く仕組みだ。来年春のサービス開始を目指している。(加藤慎也)

 アプリは、AIを活用したオーディオブックサービスなどを提供する「スマートブックス」(東京都)が、県警と協力して開発した。交流サイト(SNS)上で知り合った相手に、自身のわいせつな画像を要求された場合などを想定。わいせつな画像について事前に学習したAIが、被害を未然に防ぐのがポイントだ。

 実証実験は、同社社長の冨田直人さん(25)が同大客員教員であることから実現し、10~20代の学生ら約15人が参加。アプリをインストールした上で肌の露出が多い女性の写真などを撮影すると、画面には警告のメッセージが現れた。

 実験後には「友達と遊びに行って水着で写真を撮ることもある」「一律に基準を当てはめるのではなく、年代によってレベル分けができないか」など改善点についても話し合った。参加した同大医療科学部2年の竹本姫梨(ひめな)さん(20)は「SNSを通じた出会いは増えており、被害防止に大人の介入は必要」と話した。

 県警によると、今年に入って男女問わず18歳未満の子どもを対象とする児童買春・ポルノ禁止法違反の被害者は10月末時点で84人。冨田さんは「リアルな声が聞けた。世界中の親子に活用してもらえるようにしたい」と意気込んでいた。

(2022年11月30日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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