鳥居のトンネルを照らすあんどん＝犬山市犬山の三光稲荷神社で

　犬山市の犬山城のふもとにある三光稲荷神社で、参道や鳥居のトンネルが、あんどんの幻想的な明かりでライトアップされている。１日まで午後６～８時にともす。

　椙山女学園大（名古屋市千種区）生活環境デザイン学科の学生が「大学で学んだデザイン力を生かし、地域を盛り上げよう」と企画。花火や金魚、ハートなどをあしらった高さ約４０センチの筒状のあんどん約３０個を置き、内側からＬＥＤライトでほんのり照らした。周囲の地面にはデザインが影絵のように映る。

　同大４年の杉原レナさんは「夜の犬山に来る人が少ないと聞いてライトアップを考え、有名なハートの絵馬と夏っぽさを意識しながらデザインしました」と話した。学生たちは犬山で他にも、謎解きプログラムや照明作りワークショップの開催を予定しているという。（水越直哉）

（2022年8月30日　中日新聞朝刊近郊版より）