西日本学生選手権で優勝した名城大の選手ら。左から山田豊部長、土山雄大、藤坂隼也、三木嵩史、水谷倭、本山慶樹監督＝名古屋市中区の中日新聞本社で

　今月中旬に山口県で行われたハンドボールの西日本学生選手権で初優勝した名城大の本山慶樹監督や主力選手らが３０日、名古屋市中区の中日新聞社を訪れた。大同大と東海勢同士の決勝を制した本山監督は「今年のチームは点が取れる。今の４年生はめちゃめちゃ努力をしてきた代なので、結果を出させてあげたかった」と笑顔で話した。

　主将の土山雄大をはじめ三木嵩史、ＧＫ藤坂隼也（いずれも４年）が優秀選手に選ばれ、水谷倭（３年）は特別賞を受賞した。９月４日には東海学生秋季リーグ戦が開幕し、１１月には全日本学生選手権（インカレ）が愛知県豊田市などで行われる。土山は「追われる立場になったのかもしれないが、自分たちの立ち位置は変わらない。慢心せず、秋のリーグ戦やインカレでも優勝を目指したい」と気を引き締めた。

（2022年8月31日　中日スポーツ６面より）