■市長に五輪銀メダル披露

　バンクーバー五輪フィギュアスケート女子で銀メダルに輝いた浅田真央選手（１９）＝中京大２年＝が２９日、豊田市役所を訪れ、鈴木公平市長と懇談した。

　公式ウエアを着た浅田真央選手は午後０時５０分ごろ、市役所南庁舎ロビーに到着。待ち受けた市民や市職員ら６００人から大きな拍手が起こった。

　市長室で鈴木市長や松井正衛市議長らに、「豊田市にはおいしいものがたくさんあって、大学近くの飲食店にもよく行く」と、地元評を披露。「次回のソチ五輪までにベストの状態となるようにしたい」と抱負を述べた。

　銀メダルを手にした鈴木市長は「多くの市民が活躍を期待している」と話した。

　浅田選手は、同市貝津町の中京大豊田学舎に在籍。同学舎にあるアイスアリーナを練習拠点にしている。（杉山直之）

（2010年7月30日　中日新聞朝刊豊田版より）