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中日新聞掲載の大学記事

2010.08.02

愛知大学野球3部 至学館大 リーグ戦は男子だけ

■女子部員は女子だけの大会に

 愛知大学野球リーグで女子選手が所属している至学館大が、今秋から3部に昇格するリーグ戦を男子選手だけで戦うことが1日、分かった。女子部員はリーグ戦の出場選手登録を外れ、今後は女子だけの大会に出場して活動を続ける。

 今年4月から現校名となった至学館大は、前身の中京女大時代の2005年に硬式野球部を創部し、愛知大学野球連盟(1〜5部リーグ編成)に加盟。全日本大学野球連盟傘下で男子主体のリーグでは全国初の女子チームとして注目された。

 その後、男女共学化に伴って男子部員を受け入れ、男女混成チームとなった。今春のリーグ戦では男子主体で戦い、入れ替え戦では名大を倒して3部昇格を決めた。男子部員は1、2年生だけで、計57人。

 学校関係者によると、女子チームは樋口一則監督(56)が引き続き指導し、リーグ戦に参加する男子チームの監督にはコーチだった高橋勝則氏(49)が内部昇格で就任した。愛知・春日丘高の監督を16年務め、同校を実力チームに育てた実績のある高橋新監督は「選手の力を引き出せるよう頑張りたい」と話した。

(写真)至学館大の前身の中京女大時代の2009年秋、男女混成チームで戦った。適時打を放った男子選手(右)を迎え入れる女子選手

(2010年8月2日 中日スポーツ11面より)
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