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学生活動  2022.05.06

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フェアトレード商品でパン開発 愛大生とNPO協力 キャンパスなどで販売

NPO団体と共同開発したパンを手にするシードのメンバー=中村区の愛知大名古屋キャンパスで

NPO団体と共同開発したパンを手にするシードのメンバー=中村区の愛知大名古屋キャンパスで

 愛知大名古屋キャンパス(中村区)の学生団体「SEED(シード)」が、福祉事業を手掛けるNPO法人「わっぱの会」(北区)と協力して、パンとスコーンを開発した。国際的に公正な価格で取引する「フェアトレード」の紅茶やカカオを使った商品で、学生は「おいしいパンで気軽に国際協力を」とPRする。(篠塚辰徳)

 商品は4種で、ドミニカ共和国産のココアを使用し、猫の肉球をイメージしたクリームパン「にくきゅうパン」、インドの紅茶の香りとクッキー生地を楽しめる「紅茶メロンパン」、ベトナムの黒コショウを使いもっちりとした食感が味わえる「コーンペッパー」、ペルーのカカオなどを用いた「全粒豆乳スコーン」。価格は100~200円台。

 シードとわっぱの会は2015年に初めて商品を共同開発し、第2弾の今回はフェアトレードの普及に取り組むシードが、8種の商品案をわっぱの会に提案。障害者と健常者が共に働き、国産小麦や無添加のパンを製造・販売するわっぱの会が試作品を作り、半年ほどかけて4月に完成させた。

 シードの代表を務める同大3年山川真穂さん(20)は「おいしいパンに満足してもらい、フェアトレードを身近に感じてほしい」と話す。

 キャンパス内で月火水曜の正午~午後1時に販売しているほか、わっぱの会直営店「ソーネおおぞね」(北区)や同キャンパス近くの国際協力機構(JICA)中部なごや地球ひろばのセレクトショップ「meets」でも近く販売予定。

(2022年5月6日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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