名古屋港水族館（名古屋市港区）などを運営する名古屋みなと振興財団は、愛知大キャリア支援センターと連携・協力に関する協定を結んだ。名古屋港周辺の観光振興や学生のキャリア形成支援などの３項目で連携する。

　具体的には、学生らがにぎわい創出のため、名古屋港水族館や近くの名古屋港ポートビル、南極観測船ふじなどを巡るツアーを考える。若者の斬新な発想を取り込みたい財団側と、新たなフィールドワークの場を通じ、学生のキャリア形成支援につなげたい大学側の思惑が一致し、実現した。

　同水族館であった署名式で、協定を交わし、関係者らで水族館のシャチ２頭と記念撮影もした。

（2025年4月6日　中日新聞朝刊県内版より）