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お知らせ  2022.04.05

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命を守るスペシャリストに 鈴鹿医療科学大で入学式

新入生を代表して宣誓する今井さん=鈴鹿市の鈴鹿医療科学大で

新入生を代表して宣誓する今井さん=鈴鹿市の鈴鹿医療科学大で

 鈴鹿医療科学大(鈴鹿市)で4日、入学式があり、4学部10学科の新入生と2研究科の大学院生計722人が新たな一歩を踏み出した。このうち、救急救命士を養成する新学科「救急救命学科」は47人が1期生として門をくぐった。

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、式典は午前と午後の2部制を敷いた。1学部6学科の440人が出席した午前の式で、豊田長康学長は「知性と人間性を兼ね備えた医療・福祉のスペシャリストに成長して」と呼び掛け、知識や技能のほか、倫理観などを磨くよう求めた。

 新入生を代表して救急救命学科の今井颯杜(はやと)さん(18)=多気町=が宣誓し、「これから始まる学生生活に胸を躍らせている。仲間と高め合い、努力を惜しまず、自らを向上させることを誓います」と力を込めた。

 同学科は希少性から県外出身者が4割超を占めた。父親が救急救命士という岐阜県美濃加茂市出身の礒部莉帆さん(18)は「先輩がおらず不安はあるが、新品の機材を使えるのは1期生の特権。勉強に励みつつ、学科を超えて交流し、友人を多くつくりたい」と話していた。(片山健生)

(2022年4月5日 中日新聞朝刊鈴鹿亀山版より)

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