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学生活動  2021.12.10

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愛大防犯ポリスら 米野学区チェック

不審者が出入りしやすく、周りから見えにくい場所について説明する野口さん(左から2人目)=中村区下米野町1で

不審者が出入りしやすく、周りから見えにくい場所について説明する野口さん(左から2人目)=中村区下米野町1で

 米野小学校(中村区)の児童の下校に付き添っている愛知大名古屋キャンパスの学生団体「愛大防犯ポリス」と、米野学区の防犯協議会は9日、街中を歩きながら、犯罪の起きやすい場所を確認した。

 「入りやすく見えにくい場所」をキーワードに、県内の防犯設備会社でつくる「県セルフガード協会」メンバーで、防犯設備士の野口勝弘さん(64)らとともに、愛知大から米野小までを歩いて防犯上の危険箇所をチェックした。

 野口さんは「ブロック塀に囲まれた道や、暗くフェンスのない駐車場、空き地などが危ない」とポイントを説明。愛大防犯ポリス代表の2年近藤玲斗さん(20)は「子どもたちにも伝え、街全体の防犯や安全を考えたい」と話した。

 この日は事前に、犯罪学を専門とする立正大の小宮信夫教授の講義も。小宮教授は「犯罪の動機をなくすのは難しいが、開いたままの小学校の門を施錠するなど、犯罪の機会につながる危険は回避できる」と要点を解説した。

(2021年12月10日 中日新聞朝刊市民版より)

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