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2010.06.10
上空からの地球語る 名古屋外大 JAL機長が講座
日本航空グループの出前講座「そらいく」が9日、日進市の名古屋外国語大であった。谷田俊彦機長が「パイロットが見た地球環境」をテーマに話した。「エアライン概論」を受講する1年生200人が聴講。谷田機長は高度1万メートルのコックピットから撮影した写真を示しながら、温暖化の影響としてアラスカや北極の氷の減少、ロシア上空に発生した積乱雲などを挙げた。
一方で、機材の軽量化や手荷物を減らす呼び掛け、バイオ燃料の研究など、グループの取り組みを紹介。上空の二酸化炭素(CO2)量のデータを示し「1つの国だけがCO2削減を頑張っても、大気は循環するので意味がない。取り組みを全世界に広げていくことが大切だ」と強調した。
(2010年6月10日 中日新聞朝刊なごや東版より)
一方で、機材の軽量化や手荷物を減らす呼び掛け、バイオ燃料の研究など、グループの取り組みを紹介。上空の二酸化炭素(CO2)量のデータを示し「1つの国だけがCO2削減を頑張っても、大気は循環するので意味がない。取り組みを全世界に広げていくことが大切だ」と強調した。
(2010年6月10日 中日新聞朝刊なごや東版より)