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中日新聞掲載の大学記事

2010.06.08

滋賀「あづち信長まつり」住民と交流 愛工大建築学科生ら

■段ボール製巨大迷路 縦7メートル横10メートル即興で半日がかり

 愛知工業大(豊田市)の建築学科の学生とその卒業生ら計6人が6日、滋賀県近江八幡市安土町の「あづち信長まつり」会場で、段ボールを利用した巨大迷路をつくり、地域住民らと交流した。

 巨大迷路は、縦7メートル、横幅10メートル、高さ1.2メートルほど。横幅50センチ、高さと奥行きそれぞれ25センチほどの段ボール箱200個、縦横1メートル余の段ボール板100枚を活用。学生と地元の子どもたちが協力し、図面なしの即興で半日かけて完成させた。その隣には、県民有志らが高さ4メートルほどの段ボール製安土城天守閣をつくり、地元の子どもたちは2つの作品で遊んでいた。

 迷路づくりは、名古屋市中心部で段ボールを使った名古屋城天守閣製作などを手掛けた愛知工業大エクステンションセンター長の森豪さん(61)が、あづち信長まつりを主催する安土町商工会の関係者から依頼を受けた。

 森センター長は「地域貢献ができてうれしい。来年も訪れて本格的な段ボール製の安土城天守閣を造りたい」と話していた。

 あづち信長まつりは、地元区長らが織田信長ら戦国武将に変装してパレードなどをするイベント。(桑野隆)

(2010年6月8日 中日新聞朝刊西三河総版より)
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