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お知らせ  2021.03.26

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木に囲まれた空間づくり 半田の学童保育所「あさがおクラブ」

坂口ゼミの学生(左)に教えてもらいながら、木材に紙やすりをかける子どもたち=半田市新池町で

坂口ゼミの学生(左)に教えてもらいながら、木材に紙やすりをかける子どもたち=半田市新池町で

■日福大ゼミ協力 カーテンや本棚で室内快適に

 半田市新池町の学童保育所「あさがおクラブ」で25日、子どもたちが木で本棚やホワイトボードなどを作る木質化ワークショップに挑戦した。日本福祉大福祉工学科(半田キャンパス)で学び、坂口大史助教(35)の木造木質建築ゼミに所属する3年生6人も参加。子どもたちと一緒に作業に取り組んだ。(高田みのり)

 坂口ゼミでは昨年4月から、山林経営などを手がける「西垣林業」(名古屋市)と連携し、地域の森と町をつなげるプロジェクトに取り組んできた。4月以降、同社から豊田市産のスギやヒノキを購入し、個人宅や施設屋内を木質化できるリフォームキットの販売も予定。今ワークショップは子どもたちへの環境教育と、キットの施工事例と位置付ける。

 クラブでは子どもたちが20人ほど参加し、学生に教わりながら紙やすりをかけた。長さ1メートルほどの短冊状の木材は角を丸くした後、その場で金具が取りつけられて木のカーテンに。横川小4年の女子児童(10)は「木がカーテンになるってすごくない?森や自然、木のにおいが大好き」とうれしそうだった。

 坂口助教は「夏は暑く冬は寒いプレハブの建物で簡易的な環境改善ができる。子ども自ら作業することでより愛着を持ってもらえるのでは」と話していた。

(2021年3月26日 中日新聞朝刊知多版より)

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