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学生活動 2020.12.19
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コロナ禍の留学生支援へ 食料品配布 愛大、学生サークル企画
コロナ禍で帰国やバイトもできない外国人留学生らを支援しようと、中村区の愛知大名古屋キャンパスで17日、NPO法人「フードバンク愛知」(北名古屋市)からの食料200人分が配布された。
同大の1、2年計18人でつくるサークル「国際協力団体SEED」が企画し、同大同窓会がフードバンク愛知へ仲介した。この日は、バンクに企業から寄付された食品を、サークルの学生らが留学生に配布。留学生らは飲料や缶詰、カップラーメン、レトルトカレーなど1人10キロ分の食料を笑顔で受け取った。
韓国人のジョン・サンウォンさん(21)はバイト先が見つからない上、冬休みも帰国できないとして「食費だけがかさむ」と吐露。今春に韓国から来日したチョン・イェウンさん(20)は「クリスマスプレゼントや母からの仕送りのようだ」と食料配布を喜んだ。
SEEDの2年宮崎涼花さん(20)は「皆笑顔でもらってくれて、やって良かった。助けになれるようまた企画したい」、フードバンク愛知の担当者は「授業料が払えなくなっている留学生もいる。今後、県内の全大学にも支援の輪を広げたい」と語った。保存が利く食材の寄付も呼び掛けている。(問)同バンク=0568(65)6650
(2020年12月19日 中日新聞朝刊市民総合版より)
同大の1、2年計18人でつくるサークル「国際協力団体SEED」が企画し、同大同窓会がフードバンク愛知へ仲介した。この日は、バンクに企業から寄付された食品を、サークルの学生らが留学生に配布。留学生らは飲料や缶詰、カップラーメン、レトルトカレーなど1人10キロ分の食料を笑顔で受け取った。
韓国人のジョン・サンウォンさん(21)はバイト先が見つからない上、冬休みも帰国できないとして「食費だけがかさむ」と吐露。今春に韓国から来日したチョン・イェウンさん(20)は「クリスマスプレゼントや母からの仕送りのようだ」と食料配布を喜んだ。
SEEDの2年宮崎涼花さん(20)は「皆笑顔でもらってくれて、やって良かった。助けになれるようまた企画したい」、フードバンク愛知の担当者は「授業料が払えなくなっている留学生もいる。今後、県内の全大学にも支援の輪を広げたい」と語った。保存が利く食材の寄付も呼び掛けている。(問)同バンク=0568(65)6650
(2020年12月19日 中日新聞朝刊市民総合版より)