果敢に攻め込む白黒ジャージーの朝日大の選手＝岐阜市の長良川メドウで

　全国大学ラグビー選手権大会の東海・北陸・中国・四国代表決定戦が１４日、岐阜市の長良川メドウであり、朝日大（瑞穂市）が環太平洋大（岡山市）を２９－１０で破り、９大会連続９回目の選手権出場を決めた。

　前半に先制したのは環太平洋大。一方、朝日大はティモ・フィティスフィア選手（４年）が相手のガードをこじ開けるトライなどで巻き返し、１２－１０で折り返した。

　後半に入ると、朝日大が強みのスクラムやモールで押す場面が目立ち、ＦＷ山本武史選手（３年）のこの日２本目となるトライなど計３本のトライで突き放した。宮田賢斗主将（４年）は「前半は動きが硬く、課題も見えた。選手権では３回戦に勝ち、ベスト８を目指したい」と話していた。　（浜崎陽介）

（2020年11月15日　中日新聞朝刊岐阜県版より）