思いや夢を書いた紙を手にする中京大の学生らと太田市長（前列中央）＝豊田市役所で

　４０００人に思いや夢を紙に書いてもらい、写真を撮って巨大モザイクアートにする「ひまわりプロジェクトｉｎとよた」を企画している中京大３年生が１２日、豊田市役所を訪れ、太田稔彦市長に趣旨を説明した。

　コロナ禍で失われた活気を取り戻し、明るい未来を描こうと、市花のヒマワリになぞらえて、スポーツ科学部の３年生７人が企画した。立案者の鶴田優菜さん（２０）は「いろいろな人の思いを集めて共有することで、笑顔や幸せを後押ししたい」と呼び掛ける。

　プロジェクトでは紙を持って、笑顔で写った４０００枚の写真を並べ、１つの大きなヒマワリを作る。１７日に豊田市駅東口まちなか広場「とよしば」で開かれるマルシェにブースを設けるほか、写真共有アプリ「インスタグラム」で「＃とよたひまわりプロジェクト」のタグを付けて写真を投稿すると参加できる。

　モザイクアートは、制作中の様子などと合わせて動画にし、１１月末ごろとよしばで披露する予定。（生津千里）

（2020年10月14日　中日新聞朝刊豊田版より）