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2010.05.18
松阪まちなか再生プラン 実現へ市民が討論
■町おこしの活動報告
松阪市中心部の町づくりのあり方を考える「松阪まちなかシンポジウム」が15日夜、同市本町の市産業振興センターであった。市側が3月に定めた「松阪まちなか再生プラン」を説明、参加した市民が実現方法を話し合った。(我那覇圭)
再生プランは「食を感じ、歴史を温めるまち」を目標とする行動計画で、今後3年間が対象。松阪肉や御城番屋敷などの“ご当地グルメ”と歴史的施設を生かして観光客を誘致するため、市と市民が取り組んでいく事業を中心に示している。
シンポジウムでは、プランの説明に続き、市内で活動する住民団体や商店街、観光協会の関係者と三重中京大の学生が「『計画』から『実行』へ」と題して討論。町おこしに向けたそれぞれの活動を報告した。
三重中京大の学生は、星座占いと市内の飲食店の紹介を組み合わせた独自のインターネットサイトを紹介。商店街側は「プランを実行するには、空き店舗を減らすことが重要」と訴えた。
一方、住民団体の代表者は、大掛かりなプランの重要性は認めつつ、「自宅の前のごみを拾うだけで町は変わる。自分たちの町をもっと大切にしよう」と強調。身近で簡単にできる行動から始めるように呼び掛けた。
(2010年5月18日 中日新聞朝刊松阪紀勢版より)
松阪市中心部の町づくりのあり方を考える「松阪まちなかシンポジウム」が15日夜、同市本町の市産業振興センターであった。市側が3月に定めた「松阪まちなか再生プラン」を説明、参加した市民が実現方法を話し合った。(我那覇圭)
再生プランは「食を感じ、歴史を温めるまち」を目標とする行動計画で、今後3年間が対象。松阪肉や御城番屋敷などの“ご当地グルメ”と歴史的施設を生かして観光客を誘致するため、市と市民が取り組んでいく事業を中心に示している。
シンポジウムでは、プランの説明に続き、市内で活動する住民団体や商店街、観光協会の関係者と三重中京大の学生が「『計画』から『実行』へ」と題して討論。町おこしに向けたそれぞれの活動を報告した。
三重中京大の学生は、星座占いと市内の飲食店の紹介を組み合わせた独自のインターネットサイトを紹介。商店街側は「プランを実行するには、空き店舗を減らすことが重要」と訴えた。
一方、住民団体の代表者は、大掛かりなプランの重要性は認めつつ、「自宅の前のごみを拾うだけで町は変わる。自分たちの町をもっと大切にしよう」と強調。身近で簡単にできる行動から始めるように呼び掛けた。
(2010年5月18日 中日新聞朝刊松阪紀勢版より)