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中日新聞掲載の大学記事

お知らせ  2020.10.01

コンソーシアムせと 愛知医大が新規入会

締結式に出席した赤楚理事長(中)と祖父江学長(右)、伊藤市長=瀬戸市役所で

締結式に出席した赤楚理事長(中)と祖父江学長(右)、伊藤市長=瀬戸市役所で

■03年誕生以来初 子ども食堂や救命措置講座予定

 長久手市の愛知医科大が本年度から、瀬戸市と近隣の大学などでつくる「大学コンソーシアムせと」に入会した。新規入会は、2003年にコンソーシアムせとが誕生して以来初。

 大学コンソーシアムせとは、行政と高等教育機関の協働により、新しい文化活動を創り出して地域貢献していくことを目指しており昨年度時点では、愛知工業大、金城学院大、名古屋学院大、名古屋産業大、南山大と市が加盟していた。パルティせとを拠点に、学生のフィールドワークによる地域の課題解決や、大学教員が公開講座を開くなどの活動をしてきた。

 愛知医科大は、瀬戸市内で同大の学生による子ども食堂の事業や、大学教員による救命措置に関する公開講座を予定し、順次拡大していきたい考えだという。

 30日に瀬戸市役所であった入会協定の締結式には、同大の祖父江元学長や名古屋学院大学長で大学コンソーシアムせとの赤楚治之理事長、立会人として瀬戸市の伊藤保徳市長が出席した。

 赤楚理事長は「事業開始から16年目で新たに大学が入会するのは初めてで大変喜ばしいこと」と歓迎し「新たな視点から連携の推進に寄与してもらうことに大いに期待している」とあいさつ。祖父江学長は「参加者全員、全力を挙げて頑張っていきたい」と話した。(吉本章紀)

(2020年10月1日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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