北嶋中日新聞社電子メディア局長（左）から感謝状を贈られる岩井さんら＝守山区大森の金城学院大で

　中日新聞社は２５日、守山区大森の金城学院大国際情報学部の庫元（くらもと）正博教授のゼミナールに感謝状を贈った。本社が３月まで運営していたインターネットの女性向けサイト「オピ・リーナ」で、このゼミの歴代の学生延べ約１００人がブログを１０年間にわたり約２５００回連載した。

　ブログの題名は「金城なう」。学生たちは月曜から金曜まで毎日輪番で、香嵐渓（豊田市）で紅葉狩りをした思い出、学園祭でオリジナルういろうを売った経験、イタリア旅行の感想などをつづった。

　本社の北嶋弘和電子メディア局長から感謝状を受け取った４年生の岩井朋実さん（２１）らは「ブログのタイトルのつけ方でページビュー（サイトが閲覧された回数）が大きく変わるなど情報発信の仕方を学べた」と回想した。

　庫元教授は「新聞社のサイトで執筆することで文章をしっかり書く練習になり、学生たちに力がついた」と話していた。

（2020年6月26日　中日新聞朝刊市民総合版より）