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中日新聞掲載の大学記事

2010.05.17

日本の印象など留学生スピーチ 千種で弁論大会

 アジアから市内の大学などに留学する外国人が、日本語力と異文化理解の成果を披露する「留学生の主張 日本語弁論大会」(中日新聞社など後援)が16日、千種区の椙山女学園大であった。

 中国と韓国、台湾、モンゴル、インド、ベトナムから14人が出場。1人5分程度の持ち時間で、来日した印象、将来の希望などを100人を超す聴講者に語りかけた。

 愛知工業大で学ぶ中国の史文珍さん(30)は「アパートの隣のおじいさんが自主的にごみを拾っている」と、きれい好きな日本社会に感心。名古屋工業大で学ぶインドのムトゥバブ・シリダルバブさん(24)は、言葉で感銘を受けた時に「まるで頭の中でフラッシュをたかれたようだった」と巧みに表現するなど、聞き応えあるスピーチが相次いだ。

 県知事賞には、中国出身で愛知学院大の韓明哲さん(27)、名古屋市長賞にはシリダルバブさんが輝いた。

(2010年5月17日 中日新聞朝刊市民版より)
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