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学生活動 2020.07.03
新入団員に救命措置指導 学生消防団 資格持つ四日市大生
四日市市消防本部の学生消防団に所属する四日市大(同市萱生町)の3年生が1日、新たに入団した四日市看護医療大(同)の2年生3人を対象とした心肺蘇生など救命措置講習の講師を務めた。これまでは消防本部の救急救命士が指導してきたが、今回初めて、応急手当指導員の資格を持つ学生が担った。
学生消防団には2大学の22人が所属、活動は防災に特化しており、地域の防災訓練に参加し、炊き出しや避難所運営の指導をしている。災害時も避難所運営に当たる。
市民に救命措置を指導するには応急手当指導員の資格が必要で、今回の講習はその資格取得の第一段階となる。
講習は四日市大であり、傷病者の安全確保から自動体外式除細動器(AED)の使い方、胸骨圧迫の手順を学んだ。新型コロナウイルス対策として、心配蘇生では倒れている人の口元に布をあて、胸骨圧迫を繰り返した。
指導した3年榎海音(みおん)さん(20)は「少人数だったので緊張なく教えられた。身に付けた知識は、伝えることで充実感を得られる」と手応えを話した。
訓練を受けた2年の永井夢希子さん(19)は「先輩から直接教わり、質問しやすかった。今度は私が指導する立場になって、助かる人が増えるといい」と意気込んだ。(高島碧)
(2020年7月3日 中日新聞朝刊北勢版より)
学生消防団には2大学の22人が所属、活動は防災に特化しており、地域の防災訓練に参加し、炊き出しや避難所運営の指導をしている。災害時も避難所運営に当たる。
市民に救命措置を指導するには応急手当指導員の資格が必要で、今回の講習はその資格取得の第一段階となる。
講習は四日市大であり、傷病者の安全確保から自動体外式除細動器(AED)の使い方、胸骨圧迫の手順を学んだ。新型コロナウイルス対策として、心配蘇生では倒れている人の口元に布をあて、胸骨圧迫を繰り返した。
指導した3年榎海音(みおん)さん(20)は「少人数だったので緊張なく教えられた。身に付けた知識は、伝えることで充実感を得られる」と手応えを話した。
訓練を受けた2年の永井夢希子さん(19)は「先輩から直接教わり、質問しやすかった。今度は私が指導する立場になって、助かる人が増えるといい」と意気込んだ。(高島碧)
(2020年7月3日 中日新聞朝刊北勢版より)