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学生活動  2020.06.13

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手荷物カート どこが便利? 南山大が中部空港と研究

中部国際空港を見学する三浦教授(手前右)ら=常滑市で

中部国際空港を見学する三浦教授(手前右)ら=常滑市で

 南山大理工学部(昭和区)の研究室が中部国際空港(常滑市)と連携し、空港内の手荷物カートの運用の改善に乗り出した。カートをいつ、どこに、何台配置すると適切なのかをデータ集計を通して分析する。

 分析するのは、三浦英俊教授の研究室。カート回収のデータを基に統計分析し、手荷物カートの利用実態を把握するとともに、空港内でカートの配置場所や移動時間も調べて、来年1月に研究成果を発表する。

 11日には中部空港で、三浦教授と調査する4年の中陣健太郎さん(21)、竹内愛理さん(21)、空港関係者らが顔合わせ。三浦教授らが今後の研究計画を説明した後、空港内でカートの搬送業務を見学した。

 南山大と中部空港は2月、産学連携協力に関する覚書を締結し、今回の分析が初の取り組み。三浦研究室の研究成果は、カート回収業務の負荷軽減や空港利用者の利便性向上につながることに期待されている。(成田嵩憲)

(2020年6月13日 中日新聞朝刊市民版より)

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