学生の視点で県内の観光振興を考えてもらう県主催の企画「あいち学生観光まちづくりアワード」の２０１９年度受賞団体が決定した。最優秀賞には、名古屋外国語大・横山ゼミの提案が選ばれた。

　アワードは観光振興を担う若手の育成を目指し、１６年度から毎年実施している。今回は「愛知に泊まろう！」がテーマで、３１団体から応募があった。

　横山ゼミは３０～４０代の夫婦をターゲットに、東栄町での化粧品作り体験や名古屋市の高級レストランでの食事などを盛り込んだモデルコースを提案した。「妻が魔法にかかる、金曜日の名古屋出張」というコンセプトが一貫しているとして評価された。

　◇ほかの入賞団体・入賞者は次の通り（敬称略）

　優秀賞　中京大・坂田ゼミ、名古屋短期大・辻ゼミ▽奨励賞　愛知東邦大・宮本ゼミ、名古屋外国語大学生３人

（2020年04月17日　中日新聞朝刊県内総合版より）