電気が家庭に届くまでの仕組みなどを解説した講義＝岐阜市太郎丸の岐阜女子大で

　岐阜市の岐阜女子大で１８日、中部電力社員による「私たちのくらしと電気」と題した講義があり、家政学部生活科学科で住居学を専攻する１～４年生の４６人が出席した。

　外部講師による講義は建築やインテリアなどを学ぶ学生が対象で、例年、建築材料の製造工場や設備メーカーのショールームなどを見学している。中部電力による講義は初めてで、同社電力ネットワークカンパニー岐阜営業所の２人が担当した。

　２部構成で、前半は燃料の調達から電気が家庭に届くまでの仕組みやオール電化住宅の特徴などを解説。後半は災害対策や停電時の対処法などを紹介した。講師を務めたサービス課副長の桜井一也さんは「将来、建築関係の仕事をする上で参考にしてもらえれば」と呼び掛けた。（井上仁）

（2020年2月19日　中日新聞朝刊広域岐阜版より）