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名古屋城テーマ デザイン展 本丸御殿に名古屋芸大3年の作品
名古屋芸術大(北名古屋市)でビジュアルデザインを学ぶ3年生23人による名古屋城をテーマにしたデザイン作品展が、名古屋城本丸御殿(名古屋市中区)の孔雀之間で開かれている。18日まで。
金のしゃちほこや天守閣だけでない城の本質的な価値をデザイン作品にして提案しようと、後期の授業の半分を費やして調査し、作品化した。
堂上未来さんの「ナゴヤ巻物」は、文字が消えかかっていたり、内容が難しいと感じたりした城内の説明看板に着目。スマートフォンで巻物のような感覚で解説を楽しめるエリアごとの地図を制作した。森島ひかりさんは「奴らは名古屋城の中にいる」と題し、面白い形をした石垣の石などをマスコット人形に。太田洋哉さんは、城内各所にあるスピーカーで時代をタイムスリップしたかのように楽しめるBGMを作り、スピーカー自体も城に合ったデザインにすることを提案した。
学生たちを指導した遠藤一成准教授は「音やスマホのアプリなどさまざまなメディアによる提案がそろった。名古屋城の関係者の方々にも好評を頂いた」と話した。観覧には名古屋城入場料が必要。 (小島哲男)
(2020年2月16日 中日新聞朝刊県内総合版より)
金のしゃちほこや天守閣だけでない城の本質的な価値をデザイン作品にして提案しようと、後期の授業の半分を費やして調査し、作品化した。
堂上未来さんの「ナゴヤ巻物」は、文字が消えかかっていたり、内容が難しいと感じたりした城内の説明看板に着目。スマートフォンで巻物のような感覚で解説を楽しめるエリアごとの地図を制作した。森島ひかりさんは「奴らは名古屋城の中にいる」と題し、面白い形をした石垣の石などをマスコット人形に。太田洋哉さんは、城内各所にあるスピーカーで時代をタイムスリップしたかのように楽しめるBGMを作り、スピーカー自体も城に合ったデザインにすることを提案した。
学生たちを指導した遠藤一成准教授は「音やスマホのアプリなどさまざまなメディアによる提案がそろった。名古屋城の関係者の方々にも好評を頂いた」と話した。観覧には名古屋城入場料が必要。 (小島哲男)
(2020年2月16日 中日新聞朝刊県内総合版より)