イラストなどが並ぶ卒業記念展＝岐阜市宇佐の県美術館で

　大垣市の大垣女子短大デザイン美術学科の卒業記念展が１１日、岐阜市宇佐の県美術館で始まった。１６日まで。

　漫画やイラストレーションなどを専攻した学生の約３０点が並ぶ。漫画やポスター、イラストなど表現方法は幅広く、専用の視聴機器を使った立体の仮想現実（ＶＲ）映像では多くの人が足を止めて見入っていた。ケーキや和菓子などスイーツを擬人化したキャラクターの作品は独創性に富み、学生の想像力の豊かさと表現力の高さを感じさせる。

　記念展のポスター画を担当した三宅佑佳さん（２０）＝岐阜市＝は「一人一人違う個性を持った学生の作品を多くの人に見てほしい」と話した。（沢田石昌義）

（2020年2月12日　中日新聞朝刊広域岐阜版より）