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ラインスタンプ 認知症身近に 「ご飯はまだかい?」「声かけ大事」
■日福大生が作成 ゆる絵でかわいらしく
日本福祉大(美浜町)の学生が認知症を啓発しようと、無料通信アプリ「LINE(ライン)」のスタンプを作成した。日常会話で使えるものや、認知症について紹介するものなど計40種で、1セット120円。学生たちはラインを通して「認知症の知識を正しく伝えたい」と話す。(鈴木佐歩)
スタンプのタイトルは「じぃやとばぁや。」。高齢者の男女をかわいらしくイラスト化し、「ご飯はまだかい?」「わかってほしい」などの日常的なせりふをつけた。このほか「一人ずつ話してね」や「声かけが大事です」など、認知症の人への寄り添い方を紹介するものもある。
伴拓真さん(20)は「認知症についてあまり知らないと『認知症は怖い』というイメージを持つこともあるので、あえてゆるい絵のスタンプでかわいらしく伝えようと思った」と話す。
社会福祉学部2年の学生5人が、授業の一環として、昨年4月から取り組んできた。ラインのスタンプなら若い世代でも会話のなかで自然に使えると考え、一般の人にもアンケートを通じて意見をもらいながら、昨年12月にスタンプを作り上げた。
絵を担当した中島桜さん(19)は「見てもらえたり、使ってもらえたりしたらうれしい」。伴さんは「認知症をより身近に感じてほしい」と話した。
(2020年1月25日 中日新聞朝刊知多版より)
日本福祉大(美浜町)の学生が認知症を啓発しようと、無料通信アプリ「LINE(ライン)」のスタンプを作成した。日常会話で使えるものや、認知症について紹介するものなど計40種で、1セット120円。学生たちはラインを通して「認知症の知識を正しく伝えたい」と話す。(鈴木佐歩)
スタンプのタイトルは「じぃやとばぁや。」。高齢者の男女をかわいらしくイラスト化し、「ご飯はまだかい?」「わかってほしい」などの日常的なせりふをつけた。このほか「一人ずつ話してね」や「声かけが大事です」など、認知症の人への寄り添い方を紹介するものもある。
伴拓真さん(20)は「認知症についてあまり知らないと『認知症は怖い』というイメージを持つこともあるので、あえてゆるい絵のスタンプでかわいらしく伝えようと思った」と話す。
社会福祉学部2年の学生5人が、授業の一環として、昨年4月から取り組んできた。ラインのスタンプなら若い世代でも会話のなかで自然に使えると考え、一般の人にもアンケートを通じて意見をもらいながら、昨年12月にスタンプを作り上げた。
絵を担当した中島桜さん(19)は「見てもらえたり、使ってもらえたりしたらうれしい」。伴さんは「認知症をより身近に感じてほしい」と話した。
(2020年1月25日 中日新聞朝刊知多版より)