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愛院大8強ならず バレーボール 大学選手権
男子第72回、女子第66回の全日本バレーボール大学選手権大会(全日本インカレ)は28日、東京都墨田区の墨田区総合体育館などで3回戦があり、愛院大(東海学連1部1位)は、東亜大(中国学連1部1位)に1-3(22-25、32-30、23-25、20-25)で敗れ、8強はならなかった。
■「読まれていた」 東亜大に1-3
コートの選手たちが、天を仰いだ。セットカウント1-2で迎えた第4セット。20-24と追い込まれた愛院大のブロックがアウトとなり、3回戦敗退が決まった。
「やろうとしていたことの半分もできなかった。選手は悔しいと思う」。植田和次監督(59)は厳しい表情で振り返った。
東亜大は西日本インカレの準決勝で勝っている相手。だが、スパイクやサーブでミスを連発した第1セットを失うと、相手に傾いた流れを引き戻せなかった。第2セットこそ何とか奪い返したが、第3セットも序盤から劣勢を強いられた。竹下主将は「ブロックを抜けても拾われたり、バックアタックでも(ブロックが)3枚来ていた。読まれていた」と悔やんだ。目指していた8強には届かなかったが、来年も主力の多くが残る。星城高(愛知)出身の2年生、坂は「来年こそ8強。(4強以上の)センターコートにも行きたい」と雪辱を誓った。今年は18年ぶりに春秋の東海大学リーグを連覇。その経験を、後輩たちが引き継ぐ。 (麻生和男)
(2019年11月29日 中日スポーツ8面より)
■「読まれていた」 東亜大に1-3
コートの選手たちが、天を仰いだ。セットカウント1-2で迎えた第4セット。20-24と追い込まれた愛院大のブロックがアウトとなり、3回戦敗退が決まった。
「やろうとしていたことの半分もできなかった。選手は悔しいと思う」。植田和次監督(59)は厳しい表情で振り返った。
東亜大は西日本インカレの準決勝で勝っている相手。だが、スパイクやサーブでミスを連発した第1セットを失うと、相手に傾いた流れを引き戻せなかった。第2セットこそ何とか奪い返したが、第3セットも序盤から劣勢を強いられた。竹下主将は「ブロックを抜けても拾われたり、バックアタックでも(ブロックが)3枚来ていた。読まれていた」と悔やんだ。目指していた8強には届かなかったが、来年も主力の多くが残る。星城高(愛知)出身の2年生、坂は「来年こそ8強。(4強以上の)センターコートにも行きたい」と雪辱を誓った。今年は18年ぶりに春秋の東海大学リーグを連覇。その経験を、後輩たちが引き継ぐ。 (麻生和男)
(2019年11月29日 中日スポーツ8面より)