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お知らせ  学生活動  2019.09.14

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あんこ×チーズ和洋素材スクラム 「ノーサイド」いかが 愛知学泉大生が新菓子

新商品「NOSIDE」を開発した学生ら=岡崎市舳越町の愛知学泉大で

新商品「NOSIDE」を開発した学生ら=岡崎市舳越町の愛知学泉大で

 愛知学泉大(岡崎市舳越町)の学生らがラグビーワールドカップ(W杯)日本大会にちなみ、あんことチーズを組み合わせた新感覚の菓子「NOSIDE(ノーサイド)」を開発した。学生らは「和と洋が互いに味わいを引き立てている。ラグビーで例えると〝ノーサイド〟だ」と胸を張る。 (鎌田旭昇)

 ノーサイドとは「試合終了」を指し、試合後に敵・味方関係なく互いを尊重するラグビー精神を意味するとされる。

 菓子は縦6センチ、幅3センチ、高さ4センチの直方体。あんこのようかんやチーズなどの層があり、パウンドケーキで挟んでいる。豊田市特産の抹茶を使い、上のケーキを緑色に、下をココアで茶色にし、ラグビーのグラウンドの芝や土を表現した。

 授業の一環で学生ら4人が2017年12月から準備を進めてきた。ラグビーW杯に合わせた商品は「ラグビーボールをかたどった物が多い」と考え、ラグビー用語から新しい商品を作ることを決めた。

 開発には豊田市若林東町で和菓子店「近江屋」を営む愛知学泉大OBの野場功祐さん(30)が協力した。あんこを使い、パイやクッキーなど30個以上の試作品を作ったが、見た目や食感などがいまひとつだった。あんこと乳製品の味が合うことから、チーズと組み合わせたところ、うまくいったという。

 開発を担当した4年の粟田七恵さん(30)は「ふだんはラグビーに興味のない人や和菓子を買わない人にも食べてもらい、大会を盛り上げたい」と話した。

 菓子は近江屋と豊田市竹元町の和菓子店「あずき庵(あん)」で購入できる。200円。W杯後は豊田市の抹茶やほうじ茶、チーズを組み合わせたドーナツ「とよなっつ」も販売する。

(2019年9月14日 中日新聞朝刊西三河総合版より)

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