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お知らせ  2019.07.19

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小麦アレルギー 関連遺伝子特定 藤田医科大などグループ 皮膚接触発症タイプ研究

 藤田医科大や筑波大などのグループは、皮膚に触れることで発症するタイプの小麦アレルギーについて、そのなりやすさに関係する特定の遺伝子型を突き止めた。発症の予測や治療への応用が期待される。研究成果は米国の科学誌に掲載された。

 グループは数年前、小麦成分が含まれたせっけんで、利用者の一部がアレルギーで意識不明になるなどの問題を受け、関係する遺伝子型の研究を進めてきた。小麦アレルギーに関する遺伝子は、これまで特定されていなかった。

 このせっけんによるアレルギー患者525人と、それ以外の一般市民3244人のゲノム(遺伝子情報)を比較。アレルギーになりやすい型となりにくい型を2種類ずつ特定した。なりやすい型を持つ人は、平均で1.7~1.8倍ほど発症リスクが高まるという。

 グループは今後、パンなど食べ物を通じた小麦アレルギーの発症メカニズムも調べる。筑波大の野口恵美子教授(遺伝医学)は「なりにくい遺伝子型を持つ人でも発症している例がある。さらに精度の高い発症予測法を開発し、長期的には効果的な治療法を見つけたい」と話している。

(2019年7月19日 中日新聞朝刊27面より)

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