恐竜やシーラカンスなどを題材にした楽しい陶芸作品を出展したエムラさん＝千種区東山元町のギャラリー３６６で

　日本福祉大准教授で陶芸家としても活動する阿久比町のエムラカズヒコ（本名・江村和彦）さん（４９）の個展「Ｄａ・Ｄａ・Ｄｉｎｏｓａｕｒ（ダイナソー）」が、千種区東山元町のギャラリー３６６で開かれている。７日まで。

　恐竜をかたどった置物、恐竜を絵付けしたマグカップ、小皿、小物入れなど１００点余を展示。モデルは、トリケラトプスやステゴサウルス、ティラノサウルスなど。シーラカンスやロボットを模した置物も並ぶ。

　エムラさんは、日福大子ども発達学部で保育者や教員を目指す学生たちに造形美術を教える傍ら、さまざまなワークショップに参画して美術教育を研究。作陶活動もオブジェから普段使いの器まで幅広い。

　エムラさんは「教える立場とともに、夢を感じられる表現をし続ける人間でありたい。作品を見た人たちの想像力を膨らますことができればうれしい」と話している。

（2019年7月3日　中日新聞朝刊21面より）