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学生活動 2019.04.09
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学食リフォーム 学生の手で 岐阜女子大 交流の長野・根羽の杉使い
岐阜女子大(岐阜市)でインテリアデザインを学ぶ学生たちが、長野県根羽村の地場産品「根羽杉」を使い、キャンパスの学生食堂のリフォームに取り組んだ。
村の総面積のうち92%を森林が占める根羽村は、林業を基幹産業に位置付ける。根羽杉は、赤みが強いのが特徴。伐採から加工、販売まで村内で手掛ける。生活者の目線で、建築やインテリアを考える岐阜女子大家政学部生活科学科の住居学専攻の学生たちは、2017年から根羽村森林組合との交流を始めた。観光活性化の提案などをしている。
今回、組合からは壁紙が傷み始めた学生食堂のリフォームのために幅110ミリ、高さ900ミリの根羽杉の板材約550枚の提供を受けた。有志で集まった学生5人が3月下旬に3日間かけて、一枚一枚、丁寧に壁に張り、食堂を木のぬくもりにあふれた空間に変えた。
参加した飼沼美咲さん(20)は「床と壁が接する場所の幅木の取り付けに苦労した。設計士を目指しているので、実際に作る作業に参加できて勉強になった」と話していた。(秋田佐和子)
(2019年4月9日 中日新聞朝刊岐阜県版より)
村の総面積のうち92%を森林が占める根羽村は、林業を基幹産業に位置付ける。根羽杉は、赤みが強いのが特徴。伐採から加工、販売まで村内で手掛ける。生活者の目線で、建築やインテリアを考える岐阜女子大家政学部生活科学科の住居学専攻の学生たちは、2017年から根羽村森林組合との交流を始めた。観光活性化の提案などをしている。
今回、組合からは壁紙が傷み始めた学生食堂のリフォームのために幅110ミリ、高さ900ミリの根羽杉の板材約550枚の提供を受けた。有志で集まった学生5人が3月下旬に3日間かけて、一枚一枚、丁寧に壁に張り、食堂を木のぬくもりにあふれた空間に変えた。
参加した飼沼美咲さん(20)は「床と壁が接する場所の幅木の取り付けに苦労した。設計士を目指しているので、実際に作る作業に参加できて勉強になった」と話していた。(秋田佐和子)
(2019年4月9日 中日新聞朝刊岐阜県版より)