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中日新聞掲載の大学記事

2010.03.21

建築学んだ学生 卒業制作を展示

■きょうから名古屋

 大学などで建築を学ぶ学生が卒業制作として取り組んだ模型の展示が21、22の両日、名古屋市千種区の名古屋市立大北千種キャンパス内の芸術工学棟で開かれる。主催の学生サークル「FLAT」は「建築に親しむきっかけにしてもらえれば」と市民らに来場を呼び掛けている。

 展示には名古屋や椙山女子、豊橋技術科学など県内を中心とする約10の大学や高専から約70人が参加。「被告の道」と称した通路が蛇のように周囲を取り巻く裁判所や、テナントを不均衡に配置した近代的な商業ビルなど個性豊かな作品が並ぶ。

 このほか、樹木の立ち並ぶ中にメゾネットタイプの住宅を複数設けた作品は、里山との共生のメッセージが込められている。

 20日には学生約20人が作品を搬入するなどの作業をした。FLAT代表で名城大理工学部3年、沢村桃さん(22)は「それぞれが凝らした工夫を楽しんで」と話した。

(2010年3月21日 中日新聞朝刊県内版より)
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