■津・千里ケ丘社協

　津市河芸町の千里ケ丘地区社会福祉協議会は１８日、地域住民が高齢者を見守る取り組みにボランティアとして参加した高田短大人間介護福祉学科２年の名取雅博さんら６人に感謝状を贈った。

　同地区では２００７年ごろから、地域でお年寄りの孤独死や介護心中などが増加。そこで協議会は、０９年６月から地域住民らと協力して月１回、お年寄りたちが気軽におしゃべりできる場として「千里きっさ　わらい」を開いている。高田短大の学生らは受け付けや、話し相手として活動に協力してきた。

　感謝状を受け取った学生らは１９日に卒業する。田畑結衣さんは「元気なお年寄りとかかわることができてとても楽しかった」と話していた。（住彩子）

（2010年3月19日　中日新聞朝刊中勢版より）